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あすは女学院定演

あすは兵庫県立芸術文化センター大ホールで、神戸女学院大学音楽学部の1、2年生たちによって、私の〈ねんねこうた〉が上演されます。

私の作品が女学院の定期演奏会で上演されるのは、これが初めてです。石黒が非常勤で勤務し始めてから数えて20余年めの出来事です。こんなうれしい光栄な事はほんとうは稀にしかないので、このブログでもっと書きたかったのですが、いろいろ紆余曲折があって今日初めて書くことにしました。
指導と指揮は、本年より本学非常勤講師となった和歌山児童合唱団の沼丸晴彦先生。
練習には2回立会いましたが、本学学生たちの音感の良さ、音楽性を改めて再認識しました。石黒はいま彼女たちとは和声の授業などでしか会えません。音楽理論を講義できても、いっしょに音楽することはできないのです。だから飛び入りで指導した時、学生たちが私の“タコ踊り”のような指揮に音楽的に反応してくれて、その演奏が変化したことがとても嬉しかったし、合唱授業を担当できる沼丸先生がとてもうらやましかった。
明日の演奏がよいものになる事、沼丸先生と1、2年生の合唱がお客様を満足させ、納得させるものになる事を願ってやみません。

さて石黒の方は、今日はMC公演新作《音の虹が降りてくる〜U・A・E・I》の練習第2日め。
プティ・タ・プティが今日は素敵だ。この曲の“遊び”の部分とオーソドックスな合唱の部分の二面性を歌い分けることを考えて下さっている。合唱和音の音程は確かなものになりつつあるし、琉球旋律の多声的ヘテロフォニー(今考えついた造語です)の効果についても、いっしょに試み始めることができた。
それに今日は初めて倍音声明も実験してみた。やっぱり不思議なもんですねぇ、これは。倍音が発生するところまでは続けられなかったが、独特の雰囲気が生まれる。
ご一緒させていただいているO倉先生の合唱作品にはちゃんとある「様式の統一性」は、石黒の曲からはあまり感じられないかも。しかし、なにがおこるかわからないスリルだけはたっぷりある。

考えてみれば、MC記念公演という超重要な本番でこんなものを企てるのはバカかもしれない。まあMC新専攻にここまでのめり込む事自体がバカ・・の証しかも。
でもO倉先生やプティ・タ・プティとご一緒しているこの時間は、苦労を共にする者同士にしかわからない、たぶん少しあとになってわかる、密度濃い人生のひとこまにはなると思う。たぶん、いやきっと。

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