自己紹介文

石黒晶(いしぐろ さやか)。

神戸女学院大学音楽学部教授。
和歌山県出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科(作曲専攻)修士課程修了。修了作品は東京藝術大学が買い上げている。第10回神奈川芸術祭合唱コンクール入選、第17回朝日作曲賞(佳作)入賞、第34回グイド・ダレッツォ国際作曲コンコルソ入選(2位)、第16回旧東京音楽学校奏楽堂日本歌曲作曲コンクール第3位入賞。平成26年和歌山県文化奨励賞。
松本民之助、松村禎三、池野成、森川隆之の各氏に作曲を、徳川愛子、出口美智子の各氏にピアノを、寺井良雄師に能楽を師事。
日本音楽著作権協会会員。NHK、全日本合唱連盟ほかの合唱、ピアノコンクール審査員、和歌山市児童生徒文化奨励賞審査員などを務める。

大学院時代の沖縄音楽を素材とした「三つの沖縄の歌」や「宮古島の二つの歌謡」で創作活動を開始した。
その後「沖縄わらべうた」「紀州うた拍子」「わらべうたのカタログ」「君がそばにいても 僕は君が恋しい」などの合唱作品が続いたほか、「ハッシャバイ・ソングス」「つきのひかり」「これが私の優しさです」などの独唱作品も発表。民俗素材を用いた作曲と現代詩歌への付曲という声楽創作の方向性は、東京混声合唱団委嘱の「愛のうた 恋のうた」で一つの結実を見、さらにそれらの集大成として、4年の歳月を費やしたHi's Opera Company委嘱のオペラ「みすゞ」を2013年に完成させた。翌年新国立劇場中劇場で初演された同作は好評を博し、音楽誌上でも高い評価を得ている。
器楽作品では、無伴奏チェロのための「弦歌三章」、ピアノのための「コード・フォー・フラワーズ」、ハープのための「琴華」などの佳品がある。